【基礎知識⑳】高齢出産について
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの20♪
今回は
「高齢出産について」です。
※今回の内容は「平石クリニック」様のコラムを参考に作らせていただいております。
まず、
高齢出産の「高齢」とは一体何歳をさすのかという部分ですが、
公益社団法人日本産科婦人科学会では、
35歳以上が高齢出産であると定義付けられています。
よく耳にする「高齢出産」という言葉ですが、その出産年齢の定義は時代とともに変化しています。
次に高齢出産の現状についてです。
厚生労働省の調査によると、第一子の出生年齢は上昇傾向にあり、
日本国内における第一子の出生年齢は、平成28年時点で30.7歳、平成7年時点では27.5歳でした。
約20年前と比較して出生年齢が3.2歳上昇している状況です。
このように高齢出産が珍しくなくなった背景として、女性の晩婚化が挙げられます。
ではその女性の晩婚化について、平均初婚年齢の推移から読み取れます。
厚生労働省の調査では、妻の平均初婚年齢は平成28年時点で29.4歳、平成7年時点での平均初婚年齢は26.3歳でした。
こちらも約20年前の数値と比較して3.1歳上昇していて、
第一子の出生年齢とまったく同じような数値の結果となりました。
まだまだ女性の初婚年齢は年々高まりつつあるのですが、
そこには女性の社会進出の進展や、国内の経済状況における個人支出額の増加など
さまざまな理由が関係していると考えられます。
次に高齢出産に伴うさまざまなリスクについてです。
35歳以上の高齢出産をする場合、
20代での出産と比べて母親(母体)や赤ちゃんへのリスクが高くなると考えられています。
さらには、経済面での負担も考慮したうえで選択が求められます。
①母体へのリスク
高齢出産では、20代での出産に比べて早産・難産・流産のリスクが高くなると考えられています。
その理由のひとつとして、卵子の老化による影響が挙げられます。
また、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの妊娠合併症になる可能性もあります。
さらには年齢を重ねると子宮口が十分に開きにくくなるおそれもあり、
母体にかかる負担が大きいといえます。
②胎児へのリスク
高齢出産では、胎児が障害を持つ可能性があります。
卵子の老化による染色体異常や、遺伝子異常などが主な原因として考えられています。
ダウン症の子どもの出生率が高くなるという見方もあり、
自分だけでなく赤ちゃんへの影響も考えておく必要があるでしょう。
③経済面での負担
高齢出産では、家計の状況に対して教育費や養育費の負担が大きくなるおそれもあります。
例えば、保護者の退職後に収入が低下するとき、
子どもの学費をはじめとした高額な費用が必要になるケースがあります。
計画的な貯蓄をするなど十分な対策を採ることが重要です。
いかがでしたでしょうか?
高齢出産の場合、20代での出産と違い、
どうしてもさまざまなリスクを考慮しないといけません。
しかし、
大好きなパートナーとの赤ちゃんを授かることができたと分かった時
仮に35歳以上の妊娠・出産で、さまざまなリスクがあるとわかっていても、
きっと「出産したい」という気持ちのほうが強くなると思います。
そのためにも、
妊娠前や妊活・不妊治療をしている時期から
食事や日常生活を正していって、「卵子の老化」を防ぐこと、
そしていつ妊娠できてもいいように
準備することがとても大切だと思います。
当院では、
「卵子の老化」を予防していく目的で、
妊活整体の施術だけでなく、妊娠中や産後にも有効なエクササイズや
妊娠する身体に必要な栄養素のサプリメントを取り扱っていますので
高齢出産を考えている方にも安心して妊娠に進んでいけます。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
今回はここまで。
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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