【基礎知識⑱】エストロゲンとプロゲステロン
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの18♪
今回は
「エストロゲンとプロゲステロン」です。
※女性のための健康ラボ様のHP内容を一部参照しております。
妊活や不妊治療を進めていくにあたって、
エストロゲンとプロゲステロンは
良く出てくる2つのワードだと思いますし、
「ホルモン」という答えがすぐ出てくる方も
多いと思います。
今回は2つについて、
知っておいてほしい知識をお話します。
まず「ホルモン」について。
ホルモンは、体の様々な働きを調節する化学物質で、
体の外側・内側で環境の変化が起きても、体の働きを常に同じになるように保つ働きをしています。
ホルモンは内分泌腺というところで作られていて、
内分泌腺には、脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副じん、すい臓、生殖腺
などがあり、それぞれに違う働きのホルモンが作られています。
ホルモンは血液によって全身に送られ、内臓の機能や体の調子を整えるような、さまざまな働きをしています。
では
エストロゲンとプロゲステロンについてです。
2つとも卵巣で作られるホルモンで、
2つを合わせて「女性ホルモン」と呼ばれます。
「エストロゲン」についてですが、
エストロゲンは卵胞から出るので「卵胞ホルモン」とも呼ばれます。
エストロゲンの主な働きは、
- ・子宮内膜を厚くして、妊娠に備える
- ・女性らしいカラダ(乳房の発育や、丸みのあるカラダ)をつくる
- ・自律神経の働きを安定
- ・コラーゲン産生をうながし、美肌をつくる
- ・血管、骨、関節、脳などを健康に保つ
次に「プロゲステロン」ついては、
プロゲステロンは「黄体」からでるので「黄体ホルモン」とも呼ばれます。
プロゲステロンの主な働きは、
- ・厚くなった子宮内膜を柔らかく維持して妊娠しやすい状態にする
- ・水分や栄養素をため込み、妊娠が成立したら、妊娠を維持する
- ・体温を上げる
- ・食欲を増やす
という働きをそれぞれ持っています。
では実際に月経周期の4つの時期についてと
女性ホルモンの働きについて説明します。
①卵胞期(生理が終わったあたり)
脳からの指令で卵巣内で卵胞が育ち、
エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増加。子宮内膜が厚くなっていく。
②排卵期
卵胞が十分に育つとエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が最大に。
脳から排卵の指令がきて卵胞から卵子が放出される。
③黄体期
排卵を終えた卵胞が黄体に変化し、プロゲステロンを分泌。
厚くなった子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に。また、基礎体温が上昇する。
④月経
受精卵が着床しなかった場合(妊娠が不成立)、
厚くなった子宮内膜がはがれ落ち、月経として体外に排出される。
月経(生理)は、この子宮内膜がはがれ落ち、
それにともなって出血が起きる現象のことで、
「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、この仕組みに関与しています。
エストロゲンは、月経~排卵の間(卵胞期)に分泌量が増加し、
プロゲステロンは排卵~次の月経までの間(黄体期)に分泌量が増加します。
月経は微妙なホルモンバランスの上に成り立っており、
心身に不調や悩みを抱えているだけでも月経周期に変化があらわれる場合があります。
という感じで、
エストロゲンとプロゲステロンはどちらも妊娠するためには必要なホルモンで、
どっちが多いほうが良いというのではなく、両方がバランスよくないといけません。
まずは普段の月経周期を整えるところから、
スタートしていきましょう♪
今回はここまで。
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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