【基礎知識⑰】不妊治療での妊娠確率について
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの17♪
今回は
「不妊治療での妊娠確率について」です。
「不妊治療」
と一言でいってもさまざまですが、
今回は
①人工授精
②体外受精(顕微授精も含む)
の2つの不妊治療においての妊娠確率について
お話していきます。
まず、
「人工授精の妊娠確率について」です。
※以前このブログでも投稿しました。
人工授精で妊娠にいたる方は施行全体の約50%(累積妊娠率)です。
施行全体の約50%???
少し難しいので、説明すると⇩⇩⇩
仮に100名の人が1回目の人工授精を行った場合、50名の人が妊娠。
妊娠しなかった50名の人が2回目の人工授精を行った場合、25名の人が妊娠。
2回目で妊娠しなかった25名の人が3回目の人工授精を行った場合、約12.5名の人が妊娠。
3回目でも妊娠しなかった約12.5名の人が4回目の人工授精を行った場合、約6.25名の人が妊娠。
4回目でも妊娠しなかった約6.25名の人が5回目の人工授精を行った場合、約3.125名の人が妊娠。
5回目でも妊娠しなかった約3.125名の人が6回目の人工授精を行った場合、約1.5625名の人が妊娠。
という感じで、
1回の成功率に換算すると約10%となり、
妊娠された方の約80%は3回までに、約90%は5回まで妊娠にいたります。
ですので、
6回の人工授精を行っても妊娠に至らなかった場合に、
ステップアップを考えましょうとなります。
では次に
「体外受精での妊娠確率について」です。
まずこの表をご覧ください
⇩⇩⇩
2016年の体外受精の実施件数なのですが、
日本は世界で一番、体外受精の件数が多いんです。
では次はこちらの表
⇩⇩⇩
同じく2016年の
「体外受精による出産率」なのですが、
世界で一番、出産確率は低く、約18%となっています。
しかし、この表だけで、
ただ単純に件数や確率で日本の体外受精が悪いとは言えません。
人工授精にしても、
体外受精にしても、
スタートが遅ければ遅いほど、
夫婦の年齢が高いほど、確率は低くなってしまいます。
つまり、
不妊治療がどうというよりも、
晩婚化や経済状況など、
もっと言うと、教育や社会環境が原因だったりする部分もありますので、
一概に不妊治療を悪くいうのは間違いだと思っています。
やはり、
普段から健康志向の生活が大事だということですね!!
今回はここまで。
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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