【基礎知識⑯】子宮内膜の厚さについて
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの16♪
今回は
「子宮内膜の厚さについて」です。
子宮内膜の厚さについてお話する前に、
まずは子宮内膜とはどこか、
どんな役割をするかについてお話します。
子宮内膜は、
子宮の内側全体にある粘膜組織(毛細血管)で、
周期的(月経周期)に厚みを増してソフトな布団のようになり、
受精卵が着床しやすいように準備を整えます。
受精や着床が起こらない場合は、
子宮内膜がはがれ落ちて月経(生理)となります。
なお、
年齢を重ねて50歳前後になると、
通常は卵巣が委縮してはたらきが低下し、閉経を迎えます。
それとともに、子宮内膜の周期的な変化もなくなります。
では、
子宮内膜の働きを簡単に説明したところで、
今回の本題の「子宮内膜の厚さ」についてです。
上でも説明しましたが、
子宮内膜は、
受精卵が子宮内で着床する時に、子宮内膜の厚さが重要になってきます。
※ちなみに、着床した段階で「妊娠」とされます。
子宮内膜の厚さと妊娠率の関係については、
まず下のデータをご覧ください。
2008年「日産婦誌」60巻9号掲載
子宮内膜の厚さと妊娠率のデータ
データでは、
6mm以下では症例数12件のうち妊娠したのは1件でしたが、
7mm以上から妊娠率50%を超えるという結果がでています。
理想的な子宮内膜の厚さは、さまざまな意見がありますが、
10mm以上が理想、7~8mm以上が望ましいされていますが、
7mm以下でも着床は可能ですし、
なんなら内膜の厚さはあまり関係ないとの意見もあるくらいです。
今回の結論
「子宮内膜は厚いほうが妊娠率はあがる」が
「厚くないと妊娠しないわけではない」です。
子宮内膜の厚さも大切ですが、
子宮内膜の低酸素環境も大切なので、
個人的には抗酸化作用のあるビタミンの摂取やサプリをオススメしてます♪
今回はここまで♪
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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