【基礎知識⑮】精子の質について-その②-
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの15♪
今回は前回に引き続き
「精子の質について」です。
※今回の内容も「エス・セットクリニック様」のHP内の内容を元に作成しております。
前回は、
「精子の質について」という内容の中でも
・どういった精子が妊娠させる力のある精子か?
・精子の構造
・精子の形
についてお話いたしました。
続きの今回はまず、
質の良い精子がどのように作られるかをお話します。
思春期になると、ホルモン活動が活性化します。
すると、「精巣」で精子が作られるようになります。
精巣には、精子のもとになる「精祖細胞」があります。
「精祖細胞」から精子になるまでには、約80日程度かかると言われています。
日々、約5000万~1億個の精子が作られていると言われています。
「精祖細胞」は細胞分裂をすることで、同じ細胞を作り出すことができます。
そのため、精祖細胞はなくなる事はありません。
そんな精子ですが、
質の良い精子を作るには、日常生活や食生活などが大事になってきます。
・日々、ストレスの多い仕事
・不規則な睡眠時間
・多量なお酒やタバコ
・暴飲暴食
などは、身体にもよくないし、もちろん精子を作ることにもよくはありません。
生活習慣の改善や栄養の取り方も気を付けることで、良い精子を増やすことは可能です。
精子は酸化ストレスに非常に弱いことが知られており、
抗酸化サプリメントの服用もおススメしています。
※当院でも扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
上にもお話しましたが、
精子は、1日に約5000万~1億個の精子が作られていると言われていて、
精子は毎日、新しく作られ続けていきます。
ここで注目したいのが、
女性と男性、
「卵子」と「精子」の大きく異なる点です。
卵子の元になる「原始卵胞」は、在庫が減っていくのに対して、
精子の元である「精祖細胞」は分裂して作られているため、減ることがありません。
精巣には、約10億個の精子を保存することができると言われています。
1度の射精で約1億~4億個の精子を出すことできます。
精子の寿命は数時間といわれており、1日も生きられないといわれています。
性行為をおこない膣に精子が入ると、寿命が約2~3日まで延びます。
妊娠したい場合、受精可能(精子が元気)な期間に性行為を行うことがとっても大事です。
以前ブログでも取り上げましたが、
タイミング療法は、排卵のタイミングに合わせて性行為をおこない、妊娠をうながす方法です。
タイミング療法をおこなうにも、精子の寿命について知っているとよいと思います。
最後に、
精子の数と年齢の関係ですが、
男性の身体も、一般的に年齢とともに老化していきます。
35歳を境目に、精子をつくる機能も低下していきます。
精子も年齢によって劣化してしまいます。
精子は毎日作られていますが、やはり20代の方が精子の質も、運動率もよい場合が多いです。
しかし、年齢が若いから全ての人に子供ができやすいのか?と言われてしまうと、そうとも言い切れません。
実は、20代で不妊治療を受ける人が少しずつ増えています。
食生活やストレスなどが原因している可能性があります。
妊活をする場合は、年齢が早ければ早いほど、子供は作りやすいといえます。
不妊治療を受けるか迷っているご夫婦は、精子の検査だけでも受けてみるといいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
不妊の原因の約半数は男性側にもあることが分かってきています。
奥様だけの妊活だけでなく、
ご夫婦一緒に、
妊活をする時代が当たり前になることを私は強く願っています。
今回はここまで♪
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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