【基礎知識⑧】妊娠検査薬について。フライング検査のメリット・デメリット。
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの8つ目♪
今回は
「妊娠検査薬について。フライング検査のメリット・デメリット」というお話です。
パートナーがいる女性で、
妊活されている人なら、一度は使ったことがあるでしょう、
「妊娠検査薬」
これから婚活・妊活をするよ♪
という女性の方にも、
ぜひ知っておいてほしい内容です。
まず妊娠検査薬とは、
どういうものなのかを説明します。
妊娠検査薬は、
尿の中に含まれるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)の量で妊娠しているかを判定するものです。
※妊娠検査薬に尿をかけ、マークが出るのを待ちます。
マークの色で陽性・陰性が分けられていたり、
マークが出れば陽性、出なければ陰性のタイプのものもあります。
hCGは、母体と胎児をつなぐ胎盤(臓器)から分泌されるホルモンで、
黄体ホルモン(プロゲステロン)や卵胞ホルモン(エストロゲン)といった女性ホルモンの分泌を促し、
胎盤が成長するのに重要な働きをします。
卵子と精子が受精して卵管を移動し、
子宮内に着床するタイミングでhCGが急激に分泌量が増えるため、
「妊娠検査薬で陽性=hCGが多く分泌している」ことになり、妊娠していることがわかります。
なんとなくわかりましたか?
簡単にいうと、
「妊娠していると増えるホルモンを、尿から読み取るよ」
っていうものです^^
さて、ここで妊活・不妊治療されていて、
妊娠検査薬を使ったことある方なら、
ご経験あるかもしれません「フライング検査」。
先ほど説明した妊娠検査薬は、
一般的に生理開始予定日の1週間後以降に利用することが適切とされています。
ですが、
「生理開始予定日から1週間も待ちきれない」という人が、
生理開始予定日から1週間たたないうちに検査することを「フライング検査」といいます。
そんなフライング検査のメリット・デメリットについて
最後にお話ししたいと思います。
【メリット】
★妊娠が早く分かったことで、薬の服用やレントゲンの使用をやめることができる。
★妊娠が早く分かったことで、食事、睡眠、仕事など、健康面で気を付けることができたり、
妊娠初期症状にも「病気」と勘違いせず、落ち着いて対応することができる。
【デメリット】
★測かったタイミング早すぎて、陰性だと思ったら実は陽性だったと間違えてしまう。
★早期に妊娠検査薬で陽性が出たので病院に受診したとしても、
妊娠5週以降に胎嚢と心拍が確認できなければ「妊娠」と確定診断されないため、
その間が気持ち的にモヤモヤとなったり、受診料も2回分かかったりする。
★化学流産を知ってしまうことになるケースもある。
「化学流産」とは、受精できてhCGを分泌し始めたけれど、うまく着床できない、
または、着床が続かずに受精卵が出血とともに流れてしまうことをいいます。
「今月は、生理が少し遅かった」なんていうときには、化学流産の可能性があります。
化学流産はよくある自然な現象で、ほとんどが気づかずに終わっています。
フライング検査をすると受精したころに陽性反応が出るので、「妊娠した!」と勘違いしてしまい、
受診すると妊娠していないことがわかるので、
喜んだ分、落ち込みが激しくなってしまうこともあるので気をつけてください。
ぜひ妊娠検査薬を使用する際、
特にフライング検査する時は、メリット・デメリットをよく理解したうえで
検査してくださいね♪
では本日はここまで。
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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