【基礎知識⑤】AMH(アンチミューラリアンホルモン)とは?
今回も妊活や不妊治療をしていくうえで
☆知っておくべき事
☆知っておいたほうが良い事
☆ぜひ知っていてほしい事
という意味をこめまして、
妊活の基礎知識シリーズの5つ目♪
今回は
「AMH(アンチミューラリアンホルモン)とは?」というお話です。
妊活をしていると、
よくAMHという言葉を耳にしたり、
AMHの数値を気にされる方がいたり、
年齢を重ねるに連れてAMHの数値が大切になってくるのは知っている方も多いと思います。
ではいったい、
AMHって何?という部分なのですが、
AMHとは
アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、
発育の過程にある卵胞から分泌される「ホルモン」です。
すごーく簡単に言うと、
成熟する前の卵子から出るホルモンなので、
このホルモンが分泌されていれば、卵子が作られているよ(卵があるよ)という事ですね♪
具体的な説明だと、
血液中のAMH値が原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられていて、
卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、
つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。
AMHの数値はあくまでも卵子になる卵の在庫の目安で、
その卵の質がいいか、順調に育つかは年齢に一番よく相関します。
卵子の老化は実年齢に比例するため、
同じAMHの値でも、年齢が高くなればなるほど反応は悪くなります。
そして、よく誤解されるのが
「AMH値が低い=(イコール)妊娠率も低くなる」と思われがちなことです。
実際の不妊治療の現場でも言われていますが、
AMHも値がほとんどゼロに近い数値でも自然に妊娠・出産している人はたくさんいると言われています。
また、
AMH値がゼロでも、治療して妊娠・出産されている人も多くいるとも言われています。
重要なのは、
その受精するまでの利用できる卵が残っているかどうかが問題で、
その卵が残っているかどうかを判断するのがAMHの測定なのです。
つまり、
AMH値が妊娠率を表すわけではなく、
妊娠率が低くなるということでもなく、
「不妊治療をできる期間が限られてくる」ということなんです。
ご理解いただけたでしょうか?
では本日はここまで♪
千種区本山 妊活専門
整体院 緖 -いとぐち-
院長 大下裕作
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