【基礎知識④】女性の不妊検査

query_builder 2020/07/28
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今回も妊活や不妊治療をしていくうえで

☆知っておくべき事

☆知っておいたほうが良い事

☆ぜひ知っていてほしい事

という意味をこめまして、

妊活の基礎知識シリーズ4つ目♪

 

 

 

 

 

 

 

今回は「女性の不妊検査」というお話です。

 

女性側の不妊検査といっても、

さまざまな種類の検査があります。

今回は代表的なものから順にご紹介していきたいと思います。

※婦人科や不妊治療の行っている医療機関・病院での検査です。

 

 

 

 

 

 

 

①基礎体温

基礎体温の測定は、卵巣の働きを知るための最も重要な手段です。

朝起きて体を動かす前に婦人体温計で測定します。

排卵の有無や排卵後の黄体機能を判定していきます。

 

 

 

 

②超音波検査

経腟プローブという細い棒状の機械を腟内に挿入する経腟超音波断層装置で行います。

子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣嚢腫などが診断できます。

また子宮内膜の厚さ、卵胞の発育程度を正しく知ることができます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

③子宮頚管粘液検査

頚管粘液とは子宮頚部から分泌される粘液で月経周期によって量や性状が変化します。

排卵数日前に特殊な注射器で、子宮口より粘液を採取します。

量、色調、粘性、シダ状結晶の有無を調べることによって、排卵の時期を推測し、卵巣の機能を知ることが出来ます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

④フーナーテスト(性交後試験)

3~4日禁欲して、排卵数日前~排卵日頃(医師の指定日など)の検査当日か前夜に性交渉をもって来院していただき、子宮口入口や子宮頸管内の粘液を採取します。

頸管内の精子が、あまり動いてなかったり精子が見つからない場合は頸管粘液が精子の通過を阻んでいる可能性も考えられます。

検査時のタイミングも重要で、不良の場合には複数回検査を繰り返して診断していきます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

 

⑤抗精子抗体(血液検査)

複数回のフーナーテストで結果が不良の場合に検査を行っていきます。

抗精子抗体は精子を外部からの異物とみなして攻撃し排除してしまう抗体で、女性側にそのような抗体があると精子を拒絶してしまう原因となります。

抗体価の高さにもよりますが、強陽性の場合には早めのステップアップを考慮していきます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

 

⑥子宮卵管造影検査

子宮の入り口からカテーテルを用いて造影剤を静かに注入し、レントゲンを撮ります。

この検査を受けることで、子宮腔の形、大きさ、卵管の通過性、狭窄の有無などがわかります。

また子宮や卵管に造影剤を入れることで、卵管の軽度な癒着を広げる効果もあり妊娠しやすい状態への改善が期待できます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

 

⑦通気検査

炭酸ガスを子宮~卵管内に通し、その時の圧力の変化で卵管の通過性を予想することができます。

子宮卵管造影検査と同じように、ガスによって卵管の軽度な癒着を広げる効果もあり妊娠しやすい状態への改善も期待できます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

⑧ホルモン検査

※全て当院では行っていません。

 

・血液検査 
血液中のホルモンを測定することで、卵巣の働きや、排卵障害の原因がどのホルモンの乱れによるものかを調べます。

 

 

・FSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)
脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンです。卵巣に働き、FSHは卵胞を育て、LHは排卵を起こし黄体を形成します。脳下垂体機能、卵巣機能を評価します。

 

 

・エストロゲン(卵胞ホルモン)
卵巣から分泌されるホルモンです。卵胞の発育や子宮内膜の増殖などを評価します。

 

 

・プロゲステロン(黄体ホルモン)
卵巣から分泌されるホルモンです。排卵の有無、黄体の働きが十分であるかを調べます。

 

 

・プロラクチン(催乳ホルモン)
本来分娩後授乳期間中に下垂体から分泌され、乳汁の分泌を促進させるホルモンです。

 

 

・T3・T4・TSH(甲状腺ホルモン)
甲状腺疾患による無排卵や月経異常が無いかを調べます。

 

 

・テストステロン(必要な場合)
男性ホルモンの一種。女性でも副腎や卵巣から男性ホルモンが分泌されます。

 

 

・内分泌負荷テスト(必要な場合)
継時的に脳下垂体からのLH、FSH、PRLの分泌状態を調べる検査です。

 

 

 

 

⑨子宮鏡検査

腟から細いカメラを挿入し、子宮の中を直接見る検査です。

子宮卵管造影ではわからない小さなポリープなど子宮の内側の異常の有無を調べることが出来ます。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

⑩クラミジア検査

血中の抗体を調べる検査と子宮頚部を麺棒で拭いその中にクラミジア菌がいるかを調べる検査があります。

クラミジアは卵管のまわりに癒着を起こしたり卵管を閉塞させたりする原因となる感染症です。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

⑪着床不全検査

着床を妨げる要因となるような子宮の形や、子宮内の環境を調べる様々な検査です。

子宮鏡、子宮卵管造影(卵管水腫・子宮奇形)、凝固検査、

子宮内膜診、ERAテスト、子宮内細菌検査、慢性子宮内膜炎検査など。

※当院では行っていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

卵巣、卵管、子宮のそれぞれの状態や働きを、さまざまな検査によって診ていきます。

 

しかし、

検査をしても、不妊の原因がわからないこともよくあります。

検査はとても大事ですが、

それと同じくらい、普段の生活から身体を整えていくことが大事です。

 

病院での検査と治療だけでなく、

食生活を正したり、

体を適度に動かしたり、

まずは普段の生活を見直していくことをしっかり行っていきましょう!

 

 

もちろん、

当院で整えることもオススメいたします♪

 

まずはヒアリング・カウンセリングから^^

気になったら、お気軽にご連絡ください!

 

 

 

 

では本日はここまで♪

 

 

 

 

千種区本山 妊活専門

整体院 緖 -いとぐち-

院長 大下裕作

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